開発者の声

カムフォールド 開発者の声

株式会社エアピュア 技術責任者 徳田和男
工学博士 木内正人

我々は25年前からオゾン発生型冷陰極管紫外線ランプを用いて、除菌防臭器などのものづくりを行ってきました。

また、コロナ放電を利用した製品開発も進めていましたが、これらを組み合わせて実験してみたところ、コロナ放電と紫外線ランプの相性がよいことに気付きました。

その後、この技術を実用化するために様々な検証を行い共同特許を取得し、医療機関や食品工場向けの除菌防虫器などの商品を開発しています。

カムフォールドはウィルスだけでなく、除菌を必要とする様々なシーンで活用されることを想定し、家庭やオフィスでも安心して利用していただけるように、今まで培ってきたものづくり技術の集大成として製品化を行いました。

オゾン濃度のコントロール

微量でもオゾンに殺菌力があることは周知の事実です。オゾン発生の方法は、一般的なオゾン発生器でも使われている放電による方式から、プラズマで作る方式までいろいろあります。

オゾン濃度をうまくコントロールできれば、非常に有効な殺菌方法となります。しかし、オゾンの発生量を下げると殺菌効果が落ちたり、殺菌に時間がかかるので、オゾン発生量の調整はそれほど単純ではありません。

我々は過去に水殺菌用装置や、業務用途の除菌防臭機器、ホテル用の客室脱臭装置など、紫外線やオゾンを活用した商品開発を行いながら、オゾンの発生方法について研究してきました。

放電でオゾンを生成する方法は濃度のコントロールが難しく、開発に苦労をした経験があります。また、湿度の高い場所では白い堆積物が電極の周りに付着し、メンテナンスが大変たったことを思い出します。

開発による様々な試行錯誤の中で、最終的に到達したのが、紫外線CCFLランプ(オゾン、殺菌線)を使ったオゾン発生です。この方法なら、部屋の大きさや用途に合わせてランプや出力(W)を選定するだけで、オゾン発生量をコントロールできます。

オゾン濃度を環境基準値以下に

カムフォールドは過去に特許を取得した技術により、紫外線とオゾンによる高い除菌力を維持しながら、人体には影響が及ばないレベルまでオゾン濃度を下げることが可能となり、高い除菌力と安全性を両立させることに成功しました。

カムフォールドはオゾンを安全にコントロールするため、放出するオゾンを高電圧のコロナ放電システムによって除去し、環境基準値の0.1ppmをはるかに下回る濃度に調整します。

説明図の赤い電極部分で高電圧のコロナ放電が発生し、出口側の放電によってオゾンを除去します。

カムフォールド 殺菌の仕組み

また、ファン + 高電圧放電によって発生する気流が空気を循環させるため、室内の除菌に適した空気清浄機となっています。

紫外線ランプから出る以下の波長によって殺菌とオゾン発生が行われ、室内のオゾン放出量も環境基準を超えないレベルに保つことができます。

殺菌線‥‥‥波長253.7 nm
オゾン線‥‥‥波長184.9nm